Natasha Denona Mini Retro Palette ナターシャデノナのアイシャドウパレット ミニレトロ
今年の春(3月末)に発売されたミニアイシャドウパレットの新作ミニレトロをようやく買うことができました!
限定でもないにもかかわらず、公式でもセフォラでもカルトビューティーでもとにかくどこでも売り切れが続き、再入荷してはまた売り切れでかなりもどかしかった!
いくつかの日本への発送可能なショップの再入荷通知メール登録をして、一番早かった Beautylish で買いました。ビューティリッシュは昔は送料とは別に謎税が取られたけど、今回なかった。$40以上で送料無料だし買いやすくなったのは嬉しいね。
とりあえずナターシャのアイシャドウ触ってみたい!とか、何十色も入ったパレト使いこなせないわ!って人にミニは$25って値段も買いやすくておすすめです。
ミニパレットは既存パレットの中から選抜した正に 既存パレットをミニにしちゃいました系と既存パレットからの色もあるけれど新たなカラーストーリーでミニアイシャドウパレットつくっちゃいました系があって、このミニレトロは後者。
60年代レトロがテーマ
このパレットのテーマは名前の通りレトロでグリーンとピンク。
今年はほんとグリーンが流行っていますね!
パレットはカラーストーリー(配色)はモチロンの事、パケ含めたトータルのイメージが重要だったりするのですが このパレットはまさにそれ。
ツヤのあるベージュピンクの土台(ケース)が華やかだけど優しい世界観で好き。土台の部分は白や黒の方がシャドウそのものの色がわかりやすいとかあるのかもだけど、実用性よりもテンションあがる見た目はかなり重要な気がする(私は)
レビュー
仕上がり
ナターシャのアイシャドウはフィニッシュ(仕上がり)が略語で表記されています。このパレットは以下3つのフィニッシュが。
CM (Creamy Matte, クリーミーマット)
K (Crystal, クリスタル)
M (Metallic, メタリック)
このパレットにはないけれど他のフィニッシュは以下のとおり。
DC (Duochrome, デュオクローム)
CP (Creamy Powder, クリーミーパウダー)
CK (Sparkling Cream, スパークリングクリーム)
などなど。
他にもあるカモですが、だいたいこんなかんじっぽい。
ひとつひとつの色を見ていきましょう!
Galaxia (K)
ギャラクシアはクリスタルフィニッシュのちょいオレンジみのあるゴールドに多色ラメがこれでもかって程きらきらなカラー。これはスターパレットに入ってた既存色らしい。
ラメが強いもののガチャガチャ騒々しくならないのはラメ粒が小さめで上品な輝き方してくれるところと全体的な透明感のおかげかな。
みるからに柔らかそうな粉質で、実際柔らかい。ので肌の上で定着しやすいけれどやはりラメの宿命かややラメ落ちしやすいのでアイシャドウベースはあった方がよさげ。
フィニッシュはクリスタル。…聞きなれないけどクリスタルってなんやねん?メタリックとの違いは?なんですが、クリスタルとはメタリックに比べ透明度が高くダイモンドのようにラメがギラギラに輝き、シアーなゆえハイライトやトッパーとして他の色に重ねることが可能なモノらしい。納得。
Industrial (M)
インダストリアル はグレイッシュなカーキにゴールドラメがぎっしりなメタリック。カッコイイ!し、オシャレが過ぎる!
ゴールドラメの色が丁度良い感じで、たまにゴールドって下手すると和風なイメージに転ぶ事ってあると思うのですが(あるよね?私だけ?)これは全然ない。
肌に乗せると暗いけどシアーなウグイス色 / カーキに発色し、その上に細かいゴールドラメがビシッっと乗る感じでラメの密集でメタルぽいものの、同時にラメ粒が1枚の星屑のヴェールみたいに浮遊してる感じもあったりして(伝わらんかね?)なんというか3Dみのあるメタリック。
ぶっちゃけクリスタルとの違いがさほどないくらいラメのキラキラが強い。
ナターシャのメタリックは具体的には フォイル、サテン、ダズルと3種類があるそうなのだけど、これは最後のダズル(キラキラ)タイプなんだろうな!
海外の美容系インフルエンサーがミニレトロを使ったルックを見ていると、この色をアイホールやサイドに伸ばしてスモーキーにしているのを見かけたりもした。
60’s (CM)
シックスティーズ はクリーミーマットなカーキ。インダストリアルに比べるとやや茶色みのあるカーキで完全マット。クリーミーマットフィニッシュとあるが、クリーミー…?…か!?伸びがよくなく感じたけど、この濃い色が伸びまくってしまうとともすれば大事故なのでこんな感じで良いのかも。このパレットで一番ダークシェードゆえシメ色になりうるけど、公式チュートリアルではアイライナーに使っていたりしたよ!
Vintage Taupe (CM)
ヴィンテージトープ 名前から想像するとくすんだ、いわゆるグレイッシュパープルピンクみたいな あるいはダスティローズみたいなの想像すると思うのですが、全然違った!パンの状態ならまだトープと言えそうだけど、実際はちょいオレンジ入ったベージュと言った感じ。なんならコーラルに属しそうな色!なんでー?個体差?なにゆえーって感じなんですが。全くわからない。瞼に乗せるとなじむものの、やっぱりコーラル系のカラー。
フィニッシュは60’sと同じくクリーミーマットなんだけど、こっちの方が柔らかくクリーミーさがあると感じました。
Pixie (M)
ピクシー その名も『妖精』なキラキラネームなこのカラーはピーチピンクにゴールドが上品なカラー。バレリーナピンクとも呼べそうな可愛い全開系。
パンで見るよりかなりシアーな発色で柔らかくクリーミーなテクスチャー。
ナターシャのメタリックは3種類あると先に書きましたが、これは間違いなくサテンタイプ。インダストリアルに比べるとラメが飛び出したようなギラギラはなく、控え目な感じ。他ブランドならシマーと呼ばれるであろうフィニッシュですね。
テクスチャー
それぞれの色のところにも書いたけれど、ナターシャの粉質はしっとり。とはいえ、アナスタシアやカラーポップのようなバウンシーと言える程フカフカでもなく、むしろ薄い。ペタっと厚みも感じない軽いつけ心地。薄いんだけどキチンと色がつく感じ。マットはクリーミーと名前に入れる程、特にブラシでとるときに粉の柔らかさを感じたかな。
パット・マグラスのアイシャドウなんかでも似たことを思ったのだけど、適当に瞼にのせても汚くならないというか、むしろきれいにまとまってしまうのが凄い所。なんというかラクなんですよね。使いやすい。
スウォッチ
フラッシュなし
フラッシュあり
色が出やすい様に何度もスワイプして濃いめに色出ししたのではっきりと写っていますが、実際ブラシで肌にのせるともっとさりげなく自然。薄くつくのでビルダブル。重ねるごとに色を濃くすることができます。
あとね、ナターシャのアイシャドウは発色は良いのだけれど、それと同時に透け感も持ち合わせていてこの一見すると反発する特徴が成立しているところが凄いなと思ったり。
Mini Retro Eyeshadow Palette
– Soft Glam Look
公式サイトに載っているミニレトロパレットを使ったルック
ミニソフトグラムルック
このビジュアルはかなり購入の決め手になった。
が、
断言するけど、ここまで紫ピンクな発色はしない!
インスタにあったこっちのルックの方が実物の色に近いですね。
グリーンなメタリックのインダストリアルは伸ばしてシアーな発色だとこんなアンニュイな雰囲気に!
そしてなによりメイク云々よりまず、このモデルさんが可愛すぎなんですけどね!
一時代旋風を巻き起こしたロシア出身のスーパーモデル ナタリア・ヴォディアノヴァを思い出させるイノセントでフェアリーな雰囲気というか。
(ちなみにですが、私の勝手な偏見でナターシャはなんとなく名前の雰囲気だったり見た目からロシアっぽいイメージあったのですが、東欧系ドイツ人なんですね!)
※Noteで公式サイトの買い方!どのくらいで届く?など書いています!